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【都心出店の狙いは】ニトリ、上野マルイ店に出店。2016年10月7日オープン【おしゃれなニトリの浸透目指す】

興味関心 上野・浅草

ニトリ、上野マルイ店をが2016年10月7日にオープン

本日上野駅周辺をジョギングしていると大きな垂れ幕に「ニトリ」の文字。ニトリは、2016年10月7日、上野マルイ店(8階)に出店する。ニトリが郊外に加えて都心への出店を加速している。その狙いを調べてみた。(引用は日本経済新聞より)

【狙い】都心への出店、それは「新たな顧客層」の獲得

2015年、あの銀座にある「プランタン銀座」にニトリは出店した。「安っぽい」というニトリにとっては大きな挑戦だった。なぜ出店したのか。日経は「新たな顧客層の獲得」と分析する。例えば、ニトリ全体でソファにおける「中価格帯」の比率は5割程度というが、プランタン銀座ではその比率が7割にまで達するという。それでも周辺店舗よりも安い。流行に敏感で発信力のある銀座の客をつかめば、狙いである「新たな顧客層」をつかめるというのだ。

【引用】似鳥会長が「攻める」と表現する戦略のひとつが百貨店への出店。先駆けは昨年4月に開いたプランタン銀座(東京・中央)の店舗だ。・・・目的は新たな顧客層の開拓だ。低価格製品に頼るだけでは顧客基盤が偏ると考えている。必要なのはソファであれば約8万~15万円といった中価格帯の拡充だ。ニトリ全体では中価格帯の比率は5割程度だが、プランタン銀座の店舗は7割に達する。それでも周辺の他店舗より安い。ここに魅力を感じる来店客が増え、売上高は当初計画を5割ほど上回っているという。

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【挑戦】おしゃれなニトリの浸透を目指す

今後ニトリは渋谷・新宿・池袋などの都心への出店を加速する。従来の郊外の客層に加えて、都心への出店を契機に部屋を再現した「コーディネート提案型」の商品展示を強化し「おしゃれなニトリ」の浸透を目指す。我が嫁は「ニトリはダサい、安っぽい」という。それを覆していく挑戦が始まっている。

【引用】百貨店への出店と合わせて目指すのは「おしゃれなニトリ」の浸透だ。都心の店では部屋を再現して見せるコーディネート提案型の商品展示を強化し、低価格だけの印象から脱却することをめざす。

【日経】ニトリ貪欲、次は百貨店 最高益でも危機感 

ニトリ貪欲、次は百貨店 最高益でも危機感 :日本経済新聞

 低価格路線で成長してきたニトリホールディングス(HD)が百貨店への出店を加速している。消費者の節約志向を背景に、2017年2月期に30期連続の増収増益を見込むが、主力の郊外大型店の伸びしろは小さくなっている。成長鈍化への危機感がニトリを新たな顧客開拓に駆り立てる。
 「かつてない不景気の到来に備えて攻めていきたい」。ニトリHDの似鳥昭雄会長は27日に発表した16年3~8月期連結決算の説明会で強調した。営業利益は前年同期比34%増の491億円と、上半期としては過去最高を更新。既存店売上高は8%増となった。
 ただ、足元は気になる兆候が出ている。既存店売上高が6月(20日締め)に前年同月比19.9%増となって以降、7、8月ともに伸びは1ケタ台に鈍化。9月は1.2%減と10カ月ぶりに前年を下回った。9月は残暑と大型台風の影響が主因だが、足踏み状態であることには違いない。
 伸びの鈍化を出店ペースの加速で補いたいところだが、店舗開発を担当する須藤文弘専務は「郊外の出店余地は狭まってきた」と指摘する。海外生産品の価格競争力を高める円高基調がいつまで続くかも分からない。
 こうした状況下で似鳥会長が「攻める」と表現する戦略のひとつが百貨店への出店。先駆けは昨年4月に開いたプランタン銀座(東京・中央)の店舗だ。
 「ニトリは郊外店が多くて行きづらかったけど、銀座にあると便利」。27日夕、会社帰りに立ち寄った田制明日香さん(27)は満足げだ。仕事休みでベッドの下見に来た荻原みゆきさん(36)は「郊外店より展示がきれい。スペースもゆったり取られている」と語っていた。
 目的は新たな顧客層の開拓だ。低価格製品に頼るだけでは顧客基盤が偏ると考えている。必要なのはソファであれば約8万~15万円といった中価格帯の拡充だ。ニトリ全体では中価格帯の比率は5割程度だが、プランタン銀座の店舗は7割に達する。それでも周辺の他店舗より安い。ここに魅力を感じる来店客が増え、売上高は当初計画を5割ほど上回っているという。
 財務担当の武田史紀ゼネラルマネジャーは「首都圏は人件費や賃料は割高だが、それを超える利益が出ている」と強調。ニトリは銀座での成功体験を広げる方針だ。
 9月9日には高島屋港南台店(横浜市)に出店。29日には渋谷駅前の東急百貨店東横店に小型店「デコホーム」を開く。10月から来春にかけて、新宿や池袋などの大型店への出店が続く。
 ニトリはしたたかだ。百貨店はアパレル不振などで苦境に立つが、ニトリにとってはまさに空白地。販売が振るわない既存テナントの契約更新期限を迎える物件を狙って、賃料交渉を優位に進める。それでも百貨店は集客力のあるニトリを歓迎する。
 百貨店への出店と合わせて目指すのは「おしゃれなニトリ」の浸透だ。都心の店では部屋を再現して見せるコーディネート提案型の商品展示を強化し、低価格だけの印象から脱却することをめざす。
 似鳥会長は「百貨店に合う商品や雰囲気づくりを実験しつつ、進化させていく」と話す。「おしゃれブランド」は一朝一夕には確立しない。常勝モードの間に地道に育てる考えだ。
(小川知世、上原翔大)