日大三 櫻井周斗(主将・投手)~早実清宮を5打席連続三振〜
早実・清宮との決勝戦に登板した日大三の櫻井周斗(主将・背番号8)。清宮を5打席連続の三振にきってとり、注目度がさらに増しています。得意の「スライダー」で清宮のすべての三振をとり、早実から計14奪三振(164球)。また、決勝戦では自己最速の144キロを記録しました。
準決勝の都立日野戦では、巨人のスカウトが「腕が振れる。スライダーも打者の手元で曲がるし面白い」と評価しています。また、清宮は取材に対して「こんなに三振した経験はない。やってきた中で、ダントツでいい投手」ともコメントしています。
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櫻井のプロフィール
・中学時代は新座リトルシニアに所属
・177センチ・78キロ
・日大三の「主将」
・秋季大会決勝で清宮を5連続三振
・最速144キロを更新(早実戦・11月3日)
・秋季大会では背番号8
日大三・桜井が日野を完封 清宮封じに「自信ある」(デイリー)
「準決勝、日大三7-0日野」(10月30日、神宮第2球場)
プロ注目の最速143キロ左腕・日大三の桜井周斗投手(2年)が2安打しか許さず7回完封。鋭いスライダーを武器に10三振を奪った。早実との決勝に向けては「清宮君を抑える自信はあるが、意識はしていない。気負わずアウトを取れれば」と、自然体を強調した。視察した巨人・吉武スカウトは「腕が振れる。スライダーも打者の手元で曲がるし面白い」と評価した。
清宮5三振も早実サヨナラV、9回裏逆境を楽しもう(日刊スポーツ)
バットにかすりもしなかった。日大三・桜井のボール球になるスライダーを、見極められなかった。5回の第3打席は見逃しで3球三振。9回無死一、三塁の第5打席も、甘く入った球を捉えきれなかった。「3球三振は今までもあるけど、こんなに三振した経験はない。やってきた中で、ダントツでいい投手」。昨夏のU18W杯決勝でも米国の左腕に2打席連続三振したが、「それ以上にひどかった。調子が悪くて打席で余裕がないし、ボールも見えてない」と完敗を認めた。
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日大三・桜井、清宮から5K含む毎回14K実らず 小倉監督は称賛(スポニチ)
日大三は早実に逆転サヨナラ負けを喫し、6年ぶりの優勝はならなかった。先発した背番号8の左腕・桜井周斗投手(2年)は、清宮から5打席連続三振を奪うなど毎回の14奪三振をマークしたが「いくら三振を取っても…。自分を含め、チームの甘さが出た」と悔やんだ。敗戦にも収穫が詰まった164球の熱投だった。直球は自己最速を1キロ更新する144キロを計測。清宮からはすべてスライダーで三振を奪った。「変化球はスライダーだけで9回を戦えたのは収穫。振らせることができた」と自信をつかんだ。来春センバツ出場は微妙な状況だが「どんな試合をしても勝たないと意味がない。勝ちにこだわってやっていきたい」と前を向いた。小倉全由(まさよし)監督は「桜井はよく投げた。清宮君にはインコースに思い切りいってからスライダー。完璧だった」とねぎらった。
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