【目次】長野県民が驚いた平安堂の移転
最近まで、長野駅前の大型書店といえば「平安堂」
長野県民にはおなじみの品揃え充実した書店ですね。最近は地元に帰る際に、北陸新幹線で長野駅で降りることは少なくなったので、めっきり平安堂長野店に行く機会は減りました。その昔は、飯山線の待ち時間などを潰すために、平安堂長野店で立ち読みしたものです。
【スケジュール】
・2016年9月11日(日)の営業をもって移転準備のため休業
・2017年11月17日(木)より東急シェルシェに移転し営業開始
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【信濃毎日新聞】平安堂長野店移転へ 長野駅前「シェルシェ」に(7月28日)
平安堂長野店移転へ 長野駅前「シェルシェ」に | 信濃毎日新聞[信毎web]
ながの東急百貨店(長野市)が、長野市のJR長野駅前で営む別館「シェルシェ」に、同じ駅前の商業ビル「ウエストプラザ長野」内で書籍販売の平安堂(同)が運営する長野店を誘致し、11月中旬に移転オープンする方針が固まったことが27日、関係者への取材で分かった。
同百貨店は今年11月に駅前での開店から50周年を迎え、平安堂の旗艦店の移転を別館リニューアルの目玉にするとみられる。
関係者によると、平安堂長野店は新たにシェルシェの2、3階に出店。ながの東急百貨店はこれに合わせて既存テナントを一部入れ替え、本館も一部の売り場構成を変更する計画だ。同百貨店は近く、新装計画の概要を発表する。
ウエストプラザ長野は地下1階、地上10階建ての複合商業ビル。駅前再開発事業の一環で建設され、長野冬季五輪直前の1997年12月に開業した。開業に合わせて、平安堂長野店は同ビルに進出。駅ビルから歩行者専用デッキを渡って正面の2~4階に店を構え、駅前の文化拠点となっている。店舗面積は約2千平方メートル。
ながの東急百貨店は2015年3月に全面新装開業したJR長野駅ビル「MIDORI長野」との競合などで、16年1月期の連結売上高は前期比6・1%減の210億6600万円に落ち込んだ。同百貨店は3月、業績回復を目指して収支改善計画を発表。シェルシェのテナント強化も掲げていた。
平安堂は1927(昭和2)年、飯田市で創業。全国に店舗を広げて97年2月期の売上高は約220億円に上ったが、県外チェーンの進出などで売り上げが低迷し、12年5月、鉄鋼原料、建設資材販売などの高沢産業(長野市)の完全子会社となった。 (7月28日)