11月3日に行われた東京大会決勝(早実vs日大三)
秋季大会の決勝戦は清宮率いる早実が日大三にサヨナラ勝ちし、ほぼ選抜への出場を決めました。9回裏、4番の野村(1年)に打順が回り、右中間へのサヨナラホームランという劇的な幕切れ(早実8×-6日大三)。球場は大歓声に包まれました。注目の清宮はなんと人生初めての5連続三振となりました。
【広告】
試合開始前は長蛇の列
清宮早実フィーバーとあって、試合開始前から神宮外苑には超超長蛇の列ができました。神宮球場の17チケットボックスから伸びる列は、神宮外苑に何重もの列を作りました。(私は正面チケット売り場での販売開始をずーっと待っていまして、結果、おそらく17番の長蛇の列よりも早く購入ができました)
現在の神宮、チケット最後尾付近。#神宮 #神宮球場 #行列 #高校野球 #秋季大会 #早実 #日大三 #清宮 #野村 #まだまだ先 #チケット #本当に入れるのか #謎 #ナゾ pic.twitter.com/hNx56JLeE7
— きたきた (@kitakitakit) 2016年11月3日
気になる観客動員数は?
デイリースポーツによると「秋季大会では東京で初となる2万人の観衆が入場。試合は七回から照明が点灯され、ナイターとなった」との報道。
またスポニチのよると、「日本一に輝いた日本ハムの栗山監督が三塁側スタンドで決勝を観戦した。清宮ら来年のドラフト候補らの視察を行ったもようで、7回まで見届けると「またコメントするので、きょうは勘弁して」と球場を後にした。この試合の観衆は2万人。午前10時30分ですでに2000人が行列を作り、一時は500メートル離れたイチョウ並木まで列が伸びた。秋季東京大会で初めて内外野全席が開放され、昨夏甲子園出場時の主将だった加藤雅樹(早大)らも駆けつけた。」
さて、清宮の来夏の東京大会はどうなるのでしょうか?猛烈な混雑が予想されます。また、11月12日(土)には早実が明治神宮大会に登場。こちらも混雑が予想されますね。対戦相手は東海地区優勝高校の静岡になりました。
【広告】
早実Vセンバツ当確!5連続三振の清宮「皆が助けてくれた」 野村がサヨナラ弾
「秋季高校野球東京大会・決勝、早実8-6日大三」(3日、神宮球場)
春夏の甲子園で優勝歴がある伝統校同士が決勝で対戦。早実は主将の清宮幸太郎内野手(2年)が「3番・一塁」で先発出場し、九回まで5打席連続三振を喫したが、早実は九回サヨナラ勝ちで優勝。斎藤佑樹投手(現日本ハム)を擁した2005年秋以来の明治神宮大会(11~15日)出場を決めるとともに、来春の選抜大会出場を確実にした。
清宮は試合後、「こんなに三振したのは初めてですが、チームの皆が助けてくれて感謝してます。このチーム力に自分のバッティングをプラスできるように、自分だけでなく皆でパワーアップしていきたい」などと語った。
早実は4-4の九回表に3番手左腕の石井豪投手(1年)が、2死一、二塁から日大三の金成麗生(かなり・れお)内野手(2年)に左線へ2点適時二塁打を打たれて勝ち越された。
しかし、その裏に先頭の野田優人内野手(1年)の安打と続く西田りょう太外野手(2年)の左中間適時三塁打で1点。さらに無死一、三塁から清宮の打席の時に日大三の先発・桜井周斗投手(2年)が暴投で同点。清宮の三振後、4番・野村大樹内野手(1年)が右越えにサヨナラ2ラン本塁打を放った。
清宮は初回の第1打席は2死無走者で1ボールから桜井に変化球を3球続けられ空振り三振。
三回の第2打席は2死無走者でカウント2-1から内角速球でストライクを取られた後、次の低め変化球にバットを出したが当たらなかった。
五回の第3打席は1死走者なしでカウント0-2からの変化球にバットが出ずに見逃しの3球三振となった。
4-4で迎えた七回の第4打席は、1死一塁から日大三の先発・桜井周斗投手(2年)のカウント1-2からの外角低め球にバットを伸ばしたが、空を切った。
早実は初回、先発・中川広渡投手(1年)が先頭打者に二塁打を許すなど1点を先制されたが、二回に1死三塁から雪山幹大捕手(1年)のニゴロ野選で同点に追いついた。
1-1の四回は1死一、三塁から橘内俊治内野手(2年)の右中間適時二塁打で2点。さらに2死三塁から野田優人内野手(1年)の適時内野安打でこの回3点を勝ち越した。
しかし、直後の五回に2番手左腕・赤嶺大哉投手(1年)が日大三の金成麗生(かなり・れお)内野手(2年)に同点3ランを打たれて同点とされた。
清宮はこの試合までに高校通算74本塁打を記録。 午後2時32分にプレーボールの好カードに、秋季大会では東京で初となる2万人の観衆が入場。試合は七回から照明が点灯され、ナイターとなった。
日大三100030002=6
早 実010300004=8
【広告】
11月12日(土)早実は明治神宮大会に登場(vs静岡高校)
【広告】
清宮だけじゃない、早実の1年生にはタレント揃い!!
野村大樹、早実の4番打者・通算21本目は予告サヨナラ本塁打
雪山幹太、夏大会以降に捕手に。さらに打撃も左打ちへ
中川広渡、背番号18・名門「枚方ボーイズ出身」