小諸商、初の甲子園出場を目指す!
今春の県大会を制し、初の甲子園出場を狙う小諸商は、7月11日に梓川と駒ケ根工の勝者との初戦(2回戦)を迎える。
上原賢哉(まさや)主将(3年)は「春の優勝は関係ない。甲子園への挑戦者として、戦いに臨みます」と真剣な表情で話した。
【記事の目次】
- 小諸商、初の甲子園出場を目指す!
- 【記事の目次】
- 【2017夏】長野県大会組み合わせ決定 小諸商は第3日に登場
- 【過去・センバツ】小諸商 暴力で21世紀枠辞退(NHK)
- 小諸商業には22歳の若さで特攻隊で戦死したOBも
【2017夏】長野県大会組み合わせ決定 小諸商は第3日に登場
第99回全国高校野球選手権長野大会の組み合わせ抽選会が24日、安曇野市の安曇野スイス村サンモリッツで行われ、85校の対戦相手が決まった。
春季長野大会で優勝し春夏通じて初の甲子園出場を目指す小諸商は第3日の2回戦で梓川-駒ケ根工の勝者と戦う。東海大諏訪は上田-中野西の勝者と対戦。昨夏覇者の佐久長聖は須坂創成-塩尻志学館の勝者とと顔を合わせる。開幕試合は長野俊英-創造学園。
7月8日午前10時半から松本市野球場で行う開会式の選手宣誓は、佐久長聖高校3年の桜井貴一主将(18)に決まった。選手宣誓を希望した34校の中から抽選で選ばれた。桜井主将は「149人の部員全員の思いを込めて宣誓したい。2連覇を狙って大会に臨みたい」と意気込みを語った。
4回戦までは松本市野球場、長野オリンピックスタジアム、県営上田野球場、しんきん諏訪湖スタジアムの4会場で行い、準々決勝以降の舞台は主会場の長野オリンピックスタジアムに移る。同会場では準々決勝以降はスピード測定器を使用し、投手の球速を表示する。順調に日程が進めば、7月23日の決勝で県代表が決まる。
【過去・センバツ】小諸商 暴力で21世紀枠辞退(NHK)
- 来年春のセンバツ高校野球の21世紀枠の長野県の候補校として推薦されていた小諸商業高校は、野球部員が他の部員を殴ったとして推薦を辞退しました。
- 高野連=日本高校野球連盟や小諸商業高校によりますと、先月2年生の野球部員がスマートフォン上のやり取りなどでトラブルとなった別の2年生の部員の顔を殴る暴力行為があったということです。小諸商業高校は来年春のセンバツ高校野球の出場枠のうち、困難な状況を乗り越えて好成績を残した学校などが対象となる21世紀枠の候補校に県高野連から推薦されていましたが、学校は6日に今回の暴力行為について高野連に報告を行うとともに推薦の辞退を届け出て、14日受理されたということです。
- 県高野連は小諸商業に代わる21世紀枠の候補校は選ばないとしています。小諸商業高校の山口智之校長は「関係者や応援してくれる方の期待を裏切り申し訳なく、おわびしたい。このような不祥事が起きないよう指導方法を検証し、健全な野球部にしていきたい」と話しています。