すしざんまい社長、ソマリア海賊を「武力なし」で壊滅させ、ジブチ政府から勲章
2017年の初セリ、今年2017年も「すしざんまい」が落札。なんと金額は7,420万円という高値。これは史上2番目の高値、2013年には1億5,540万円、この時もすしざんまいが落札しました。
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この、「すしざんまい」の社長は一体何者なのか、「木村 清」。wikipediaなどを参考に調べると、「ソマリア海賊」をビジネスの力で壊滅させた社長だということが判明しました。
ちなみに、マグロ解体のパフォーマンスとして自ら包丁を入れ解体ショーを行いますが、寿司職人ではないため寿司は握れないそうです。
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過去の落札額・業者一覧がまとめられています。
【話題】築地市場、2017年マグロの初競り 今年も「すしざんまい」で7420万円で落札!史上2番目の高値 - GunGunTree
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ソマリア海賊を「武力なし」で壊滅させ、ジブチ政府から勲章
すしざんまい社長が、あの「海賊壊滅作戦」の真相を語った!() | 現代ビジネス | 講談社(1/4)
- ジブチ共和国からもほど近いソマリア沖は、キハダマグロ、バチマグロその他の世界的な好漁場です。ところが、ジブチを含むソマリア沿岸は、2004年に起きたスマトラ沖地震による津波で、壊滅的な打撃を受けてしまいました。…それも影響したのか、2005年頃からは海賊被害がこの海域を通過する世界各国の船舶にも拡大し、ソマリア周辺海域が航行にも危険な状態となりました。そこで、日本の自衛隊や、アメリカ、フランス、ドイツ、スペインなど各国の軍隊が艦艇や哨戒機を派遣するなどして、海賊が出ないように努力してきました。
- 水産資源は十分にある。みんな一日何千円でも何万円でも、漁業を通して仕事と収入を確保できれば、海賊をやらずに済む。政府も、彼らが漁業に従事して、国としてしっかりしていくことを望んでいる。ならば、お互いにやりましょう、ということで、我が社も協力して、政府と漁業分野の合意書を交わすことにしました。
- 現地の漁協を通じて漁民に漁業指導をし、船がないということですから、日本から中古漁船を持ち込みました。運搬するための船も、日本の船籍だとソマリアに持っていけないので、方法を調べて、スリランカ船籍にして、スリランカ人を訓練して乗員とし、スリランカから持っていくなど工夫しました。
- おかげさまで2013年には、スリランカのマヒンダ・ラジャパクサ大統領(当時)、ジブチのイスマイル・オーマル・ゲレ大統領がそれぞれ来日された際に、お会いすることもできました。ジブチ政府からは、これまでの活動を認めていただいて、勲章までいただきました。これは私の宝物です。