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【200万人以上も?】ごみ屋敷、高齢者「自分を放置」するセルフネグレクトが要因か

200万人以上も?】ごみ屋敷、高齢者「自分を放置」するセルフネグレクトが要因か

Yahoo!で「ごみ屋敷」と検索すると、「臼田あさ美 ゴミ屋敷」という予測キーワードが出てきて、なんだか気の毒だなと思っています。

さて、朝日新聞が興味深い報道を行っています。ごみ屋敷の事例は、「セルフネグレクト」の事例1つだといいます。

ごみ屋敷なくすには セルフネグレクト、200万人超か:朝日新聞デジタル

社会的に問題になってきた「ごみ屋敷」は、セルフネグレクトのわかりやすい例です。年をとって体力を失ったり認知症になったりして、ごみの処理ができない。たくさんの動物を室内に放し飼いにする。「自分など生きていても仕方がない」と、医療や介護のサービスを受けることもしないばかりか、強く拒否する。その結果、著しく不潔な状態で暮らし、周囲に迷惑をかけるとともに、自分の健康を損ねて、最悪の場合、孤立死に至ってしまう。

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セルフネグレクトは日本で「200万人以上」存在か?

 いったい、どれほどの人たちがこのような状況にあるのか。内閣府の11年の調査で、全国に約1万1千人という推計があります。

 しかし、これは氷山の一角だと思います。セルフネグレクトは日本だけではなく欧米でも問題になっています。大規模調査を実施した米国では、高齢者の9%、年収の低い人や認知症の場合は15%に及ぶという結果でした。日本に当てはめれば、65歳以上の人口が3400万人余ですから、優に200万人以上が該当する計算になります。

 実態が不透明なのは、自己放置の結果、ごみ屋敷に住んで、生命、健康に深刻な打撃を受ける状態に陥ってしまった人たちを救いあげる制度や法律が整っていないためです。