【画像・名前は?】佐藤浩市の息子”寛一郎”が俳優デビュー、本名の”名前”だけが芸名
シブい・超かっこいい俳優の佐藤浩市(56)の息子が俳優デビューします。
デビュー作は映画だ
デビュー作の映画「ナミヤ雑貨店の奇蹟」(東野圭吾原作・9月23日公開)で主要な役を演じます。
本作品は、たまたま入った雑貨店で起きる幼なじみの青年3人の、時空を超えたファンタジーミステリー。主演のHey! Say! JUMP・山田涼介(23)がリーダー格の敦也役。少年らしさを残す翔太に村上虹郎(19)、寛一郎は、気は弱いが繊細で観察眼の鋭い幸平という役どころを演じます。
なんと、祖父である三國さんと「釣りバカ日誌」シリーズで何度も共演した西田敏行(69)もキーマンで出演する予定です。
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寛一郎(かんいちろう)のプロフィール
本名・佐藤寛一郎。
1996年8月16日、東京都生まれ。20歳。父は佐藤浩市、母は俳優座に所属していた元女優の広田亜矢子。高校卒業後、米ロスに短期留学。映画「菊とギロチン」(来年公開)への出演も決まっている。「5文字は長いので」と名字を取って名前を芸名にすることにした。身長182センチ、体重60キロ。
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スポーツ報知のインタビュー抜粋
役者になる決意に至るまでの経緯
「よろしくお願いします。取材は初めてです」。物静かな話し口調。情熱が表に出る役を多く演じてきた父とは一見、対照的でナイーブな印象を受ける。スラリとした体形。独特の雰囲気の持ち主だ。
幼いころの思い出
「将来やりたいと思うものがない、夢のない子供でした」。偉大な祖父、父のもとに生まれ「いつも苦しさのようなものを感じていたのも事実です」と言葉を選びながら、胸の内を明かす。「それが思春期を過ぎて意識が変わった。17、18歳です」。役者願望が芽生えたのは、寛一郎をとてもかわいがっていたという三國さんが旅立ったころと重なる。
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父親の仕事をリアルタイムで見てきた
その昔、父と祖父の間にわだかまりがあり、父が苦しんでいたのも知っている。そして「役を演じる」ことは覚悟、真剣さ…全身全霊で臨むものだと理解している。それだけに「自分から『役者になりたい』と言うことが、どれだけ恥ずかしいか。他人にも、家族にもずっと言いませんでした」。
俳優になる決意を父に伝えた
家族に将来を強制されたことは一度もない。俳優になる決意を父親に伝えた。世襲ではないのに親子3代。わずかな沈黙の後、返ってきたのは「そうか」。その一言だった。「重くて、深い『そうか』だと受け止めました」