【画像】甲子園練習に史上初・不来方の女子マネ3人が参加。部員10名の不来方(こずかた)、旋風期待だ
ついに歴史が変わりました。
センバツ高校野球がいよいよ19日に開幕します。甲子園練習が14日にスタートし、岩手代表の21世紀枠「不来方(こずかた)」の女子マネージャー3名が、史上初の大会規定に基づき、甲子園のグラウンドで練習補助を行いました。
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2016年の夏の甲子園、大分高校の女子マネに「ちょっと待った」
16年夏、甲子園練習中に「ちょっとまったー!」と大会関係者に制止されたのは大分高校野球部の女子マネージャー「首藤桃奈さん」。
グランドに立つことを制止されたことが大きな話題になり、大会関係者による制止行動は「グラウンドに立てるのは男子のみという大会規定に準じた措置」だったこともありますが、この件が議論を呼び、日本高野連は、この春の選抜高校野球大会から条件付きで女子部員の甲子園練習参加を認めることに。
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話題の「女子マネ(大分・野球部)」の首藤桃奈、夢はアナウンサー
ちなみに、大分高校の首藤さんは、4月から関東の短大に進学。アナウンサーになり、スポーツの素晴らしさを伝えるのが「今の私の夢」とのこと。
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史上初の女子マネ練習、不来方3名のコメント
(左から)越戸あかり、斉藤有香、川崎日菜。
不来方は、選手わずか10人で話題。
女子マネ3人は、昨年3月に入学と同時に野球部に入部しました。
- 越戸さん「緊張したが、選手たちが楽しそうに練習をいていたので私もうれしい」と振り返った。「昨日の夜はよく眠れたけれど、今朝ご飯を食べる時は胸が苦しくなった」
- 斉藤さん「うちのような少人数の学校だと、練習にも女子マネの力が必要だと思う。選手が野球に専念できるよう、マネジャーの仕事も大事」
- 越戸さん「部員数が少ないので、マネジャーが練習に入らないといけないことがある。少しでも力になればいいなと思った。(甲子園練習は)一生記憶に残る、素晴らしい時間でした」
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強いぞ不来方、「東邦」から2発14安打(センバツ直前の練習試合)
結果:練習試合 東邦11-7不来方 3月12日
過去にセンバツで4度の優勝を誇る名門・東邦相手に、不来方の2番:桜井琉太郎内野手(3年)と3番:菊池康太捕手(3年)がともに2ラン。
冬場はチームとして練習の合間に1合の白飯を補食に取り入れ、体重増。菊池康は、昨秋から5キロ増の73キロまで増量。練習試合2戦連発弾を放ち、10打数5安打4打点2本塁打と大当たり。2本目を放ったのは、この冬で6キロ増量して74キロになった桜井。130キロに設定された打撃マシンをひたすら打ち込んできました。