【リハビリ続けるも】川上憲伸が現役引退。大学・高橋由伸とのライバル関係が懐かしい
2015年、中日を退団し、右肩手術を受けてリハビリを続けていた川上憲伸投手(41)が17年3月18日、現役生活に終止符を打つことを決めました。
川上は15年オフに中日から水面下で投手コーチ就任の打診を受けていましたが、”現役続行”にこだわって退団を選択。
同年の9月に、右太ももの筋膜を右肩の棘上(きょくじょう)筋に移植する、スポーツ選手ではほとんど例のない手術を実施。
昨オフには故郷の独立リーグ「四国アイランドリーグplus」の徳島から、投手兼コーチでオファーも届き、再びマウンドに立つ日を目指してきましたが、現段階でユニホームに袖を通すことはありませんでした。
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川上憲伸のコメント
- 「肩が回復すればマウンドに立ちたい気持ちがあるのは確かです。ただ、自分としても、自分を応援してくれたファンの皆さまのためにも、一度はケジメをつけないといけないと思いました」。
- 「お金のためにやる人もいるし、純粋に野球をやりたい人もいる。僕は後者」

川上憲伸―ドラゴンズの星、憲伸の素顔 (別冊トップランナー)
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川上憲伸のプロフィール
1975年6月22日生
身長179cm体重90kg
右投 右打
徳島商 - 明治大
1997年ドラフト1位
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主な略歴
徳島商業時代は夏の甲子園に4番・エースとして出場し、準々決勝まで進出。その後、明治大学二部商学部に進学。大学でもエースになると、4年時には主将として活躍。大学3年時の(1996年)東京六大学野球秋季リーグ優勝(全勝優勝)に貢献。慶應義塾大学の高橋由伸とは同期のライバルとして好勝負を繰り広げた。リーグ通算57試合登板、28勝15敗、防御率2.14、311奪三振。ベストナイン3回。1997年のドラフト会議直前の10月31日に、大学の先輩・星野仙一監督の率いる中日ドラゴンズへの逆指名を表明。
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少年サンデー「川上憲伸物語 魂のストレート」
1999年に週刊少年サンデーに「川上憲伸物語 魂のストレート」(作:武村勇治 原案:矢崎良一 協力:中日ドラゴンズ)として読切連載された事がある。ライバルである高橋由伸も同年に週刊少年マガジンに「高橋由伸物語」として読切連載された。