いよいよ2017選抜高校野球が3月19日(日)、開幕しました。
開会式に加え、第2試合は、優勝候補で昨秋明治神宮大会を制した履正社(大阪)と、春夏計3回の優勝を誇る日大三(東京)が激突するなど初日から甲子園は大注目。
開会式には、昨年を2,000人上回る4万4,000人が来場。第1試合の至学館(愛知)-呉(広島)戦、第2試合の日大三(東京)-履正社(大阪)戦はともに4万5,000人を動員。
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履正社vs日大三の激戦は、履正社が12-5で制す。
日大三のエースで主将の櫻井、清宮を5連続三振に抑えた“宝刀”スライダーは甲子園でも輝きをみせました。プロ大注目の履正社3番・安田から3打席連続、4番・若林からは4打席連続三振。8回まで毎回の13奪三振。しかし、履正社の主軸に打たれ、敗退。櫻井は、中学3年時に左肘を故障し、入学後は外野手。本格的に投手へ再転向したのは昨夏から。この選抜で得た確かな自信と、悔しさを胸に、夏にさらなる飛躍を期待したいです。
安田を3打席連続三振、キレキレスライダー
日大三・櫻井vs履正社・安田
— Yです (@kngw_baseball) 2017年3月19日
第1打席 空三振
第2打席 空三振
第3打席 見三振
最後は全部スライダー pic.twitter.com/thUh5NZGze
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小倉監督のコメント
「桜井の出来はよかったが、球が浮いたので代えた。(再登板させた)監督が(試合を)壊してしまった。夏はもっと打てる打線にしたい」
櫻井のコメント
- 「飛ばし過ぎて球が浮いた。でも、(昨秋の東京都大会で)早実、今度は履正社に通用して自信になった。秋とは違う冬(強化合宿)の収穫があった」
- 「腕が振れなくなって、後半苦しい展開になった。最後は眺めるだけの試合になって情けない。夏に向けて、体力面をしっかりやっていきたい」
- 「負けた時点で夏は始まっている。悔しさを持ってやっていきたい」。
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履正社に敗れた日大三高の試合後MTG
昨日の試合後の日大三高の宿舎での櫻井周斗のインタビューシーン・ω・
— やすぽんくん@FCU (@ksmokya_fcu_21) 2017年3月19日
あの櫻井のスライダーには度肝を抜かれたわ!😳😳✨
これからも注目ですな👀👀 pic.twitter.com/nUZODsUFDy
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スカウトの評価コメント
巨人・岡崎郁スカウト部長
「ドラフト上位の可能性はある投手。これからが楽しみ。高校生トップクラス。わかっていても打てないんだから、見たことのないようなスライダーということだろう」
日本ハム・大渕スカウト部長
「右打者からチェンジアップで三振を取れ、全ての球種で腕が振れる」
DeNA・吉田編成スカウト部長
「腕が振れて、将来はセットアッパーとして期待される」